漫画の原作は、田中良三先生の下記のエッセイです。ぜひご覧くださいませ。


将来の見通し(発達障がい)


幼児期の子育てアドバイス

「一緒に楽しくあそべる親=友だちになろう!」

         あいち発達障がい研究所 所長 田中良三


 どの子もみんなあそびが大好きです。その辺りにあるものは何でもあそびの素材になります。市販されているオモチャよりは、むしろ子どもの興味や関心にそって変幻自在にあそぶことができます。

 こだわりが強く、同じことをあきらめることなく繰り返しあそび続ける子どもがいます。逆に、一時も、じっとしないで次から次へと他に関心が移っていき「落ち着かない」子もいます。

 これらは、乳児期後半から幼児期前半にかけて多かれ少なかれどの子にも見られる発達的特徴です。

 自閉症スペクトラム障がいが疑われる子どもの場合には、幼児期後半になっても同じことをあきらめずに繰り返し行う状態が続きます。また、ADHD(注意欠陥多動性障がい)が疑われる子どもは、一時もじっとしておられない状態が続きます。

 発達障がいのあるなしに関わらず、子育てにおいて大切にしなければならないことは、子どもの興味・関心に沿って、親子で楽しくあそび込むことです。同じ繰り返しのあそびの中に、少し変化を入れてみることも大切です。

 子どもは、何よりも、笑顔で一緒にあそんでくれるお母さんが大好きです。


★加藤から質問コーナーです。田中先生よろしくお願いします。^-^

①療育とはどういう意味ですか?

「療育=医療+教育という意味です。

発達の遅れや障がいが疑われる子どものための専門施設には、保育士を中心に、医療関係スタッフ(言語療法士、理学療法士、作業療法士など)がいます」

 

②何歳くらいに、療育に通うといいですか?

「1歳半検診や3歳児検診などで勧めらます。療育では、基本的にその子の発達の遅れや障がいの状況に合わせて、1対1を基本にゆっくりと丁寧な働きがけが行われます。

早期発見=早期療育が基本です。

保育園や幼稚園に入る就園前の年齢段階できめ細やかな働きがけが望まれます」

 

③病院の作業療法と、療育はどう違いますか?どちらを優先して通うのが先生はおすすめと考えられますか?

「子どもの発達、成長への関わりは、保育が基本です。療育専門施設を利用しないで、保育園、幼稚園で集団保育を受けている場合に、さらに子どものきめ細かな働きがけが必要だと思えば、時には、病院に通って作業療法を受けることがあるのではないかと思います。

当事者や地域の状況によって、ケースバイケースです。したがって、どれが良いとかというふうにうに一概に言えません」

以上

田中先生、質問にお答えくださり誠にありがとうございます。勉強になりました。^-^

                                          加藤美奈子